★山奥のお茶工場★

  間もなく北遠でも新茶の時期を迎えます

  昔から、北遠では農家がそれぞれ個人のお茶工場(こうば)を持っていました


  今のように、巨大な共同製茶工場はありません

  それはそれは、小さな小屋のようなもので

  家族で摘み取りから、製茶作業までをこなしていたのです

  時代は、手もみから機械に変わり、農家も小さいながら設備を整えました

  夜中に起きて、まずお湯を沸かして・・・夫婦二人でのお茶作りでした


  とても今では採算も合わず、次第に個人工場(こうば)は姿を消していくのですが

  今でも、昔ながらに続けている農家もあります

★山奥のお茶工場★

  水窪の街中から約40分、標高700mを越える大沢地区

  この春、一本桜で有名になった大野地区から更に奥に入ります

  わずかに数軒が生活をするこの地区で、お茶作りをしている人がいます

  確か、もう年は80歳になりますよね

  現役で工場を持ち製茶までしています、、、

  半世紀にわたり、大沢地区でご夫婦でお茶作りに励んでいます


  写真のお茶工場(こうば)も歴史を感じさせますね

★山奥のお茶工場★

  隣には、集落の公民館?もあります

  もうしばらくすると、こんな光景を見ることもできなくなるのでしょうね


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この記事へのコメント
昨日に続いてこんにちわ。
相月のおじさんの家にもお茶工場ありました。
「こうば」ですよね。
おじさんは、高齢のため数年前にお茶づくりはやめてしまいましたが、
工場はまだ残っています。
ちょうどこの時期、子供のころは、よくお茶摘みを手伝ったものです。
本当に家族や親せき総出で手伝った思い出があります。
あの頃のお茶づくりは、アットホームなもので、
人一倍自分の家のお茶といった、お茶そのものに愛情がありました。
大人になっても、毎日、故郷のお茶が欠かせない理由が
ここにあると思います。
Posted by いとっち at 2009年04月21日 09:52
いとっち さん こんにちわ

そうです「こうじょう」ではなく、「こうば」なんですね!
そんな個人の工場も、年々減っていきますね

昔は、それぞれに、作り手のくせや特徴のあるお茶があって個性的でしたね
残念ですが、今では大量生産となり、特色のあるお茶もなくなりました

親戚でお茶摘みして、家のじいちゃんが自分で製茶して
お土産にその手作りのお茶をもらって飲んで、、、

本当にふるさとの香り、我が家の味でしたよね!
懐かしきよき時代がありました。。。
Posted by 水窪 at 2009年04月21日 18:03
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