先日、静岡新聞のコラム窓辺に、ハラダ製茶社長の話が掲載されていました
農業自給率について一言、、、
国の農産物生産における政策への苦言です(同感です!)
今の日本農業はとにかく機械化された大規模農業でないと採算があいません
しかし、それが出来るのは日本農家のごく一部の数パーセントのみ
零細農家の持つ農地は、きわめて小さく細かく分かれてされています
更に高齢化し、不採算のため、荒廃農地の増加し続ける今の状態で
農地を集約化し、大農場を形成していく近代化農業のシステムなど
絵に描いた餅、そのものです

正直に言えば、多くの人たちの知らない所で日本農業は急激に衰退しています
この北遠のような、過疎化がすすむ山間地域だけとっても
年間にすさまじい勢いで、離農や耕作放棄の農地は増加しているのです
私(うちの法人)の受け入れた借地は、この5年で2~3倍に、、、
もう手に負えず、いまでは、やむなく放棄されたままの状態になっています
お茶の加工を引き受けた農家は、組合の組織員を含め100件を超えます
それが国内の同じような地域で、日々現実に進み起こっているのです
多分、国も学者も企業も正確な数字は把握できていません
いちいちお年寄りの農家が畑をやめるのに、お役所に報告しますか?
皆が「これは、もうマズイな!」と気づいた時は、既に手遅れなのです
圧倒的な数を占める中山間地、零細日本農家の現状と実態・・・
お役所や大会社の中に居る方たちは、きっと何もわかっていませんよ
そうなんですね。。。
やっぱり、耕作放棄地の資料って、
しっかりしたものがないのですが(農水省のものはありますが)
やはり、実態はわかっていないんですね。
仕方ない、、、私が歩きますか、、、え?無理?!
大変ご無沙汰しておりました。てっぺいです。
昨今、日本の農業の衰退がTV等で取り上げられている中で
農業に挑戦しようとする、若者達の特集等も、逆に目立つように
なってきましたね。
そういった若い力が、農業法人への就職や自営で、農業をはじめて
いるようです。そんな方々が耕作放棄地での農業再開が容易に
出来るようになれば良いですよね。
さて、実は以前、このサイトでコメントさせて頂いた中で
「水窪なんでも情報局・本店」に出会ったきっかけをお話する約束を
させて頂きましたが、そのきっかけが、簡単に言いますと、その農業を
盛り立てよう・・・ とくに、地元静岡県西部の北遠地区の農産物を
自分のお店で取り扱って盛り立てようと考えて、いろいろ調べていたら
このサイトに出会ったのです。
特に「お茶」を取り扱っておられる事が、大きな要因でした。
(既に、母が和洋菓子店をしているので、お菓子にあった日本茶は無いか?とか)
といっても、事業開始は5月を予定しているので、今は情報収集の
真っ最中なのです(笑)
今後も勉強させて頂きます!
uta さん こんばんわ
あえて役所の責任だとか、国の無策を論じるつもりは無いけれど
日々、農業の現場にいると、時々やるせなくなる時があります
何百年の歴史を経てきた田畑が、主を失い荒れていく光景はやはり辛いものがあります
・・・と言う事でuta に歩いてもらいますか、国の農業調べ、はたまた世直しに!
「黄門漫遊記」の代わりに「 uta漫遊記」だな!似合うかもね(笑)
てっぺいさん こんばんわ
このブログご縁での、てっぺいさんとの出会いに感謝します
また、農業関係のことでしたら遠慮なく何でもおっしゃってくださいね!
知り合い農家や関係者もたくさんいますので、、、、
最近は農業や林業が、時代を背景に注目されています
今日も自治センターから、こちらで農業をはじめたい人があるとのことで
相談の依頼を受けました
正直、この業界は労働条件や収入など、やはり厳しいものがあります
憧れや夢だけでつづけられるものでもありません
ただ、今まで見向きも関心も寄せられなかった農業という仕事に
少しだけでも光が当たりはじめてくれれば、それは有りがたいことだと思います
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
前の記事
次の記事
写真一覧をみる