この山の街には、昔ながらの伝統を持つ風習が数々あります
今年も、市神様・庚申(こうしん)様の祭りが開催されました


どちらも、この地域の守り神
市の神・・・ここは昔、宿場町として栄え商いの大変盛んなところで
塩の道街道として、多くの旅人が行き交いました
市(いち)の繁栄と旅人の安全を祈願した祭りです
繁栄を極めた当時の面影は、今も地域のところどころに残ります
庚申信仰・・・その昔、村では亡くなった遊魂・悪霊が浮遊するところは、
人々の多く集る巷の道辻であるとか、三叉路であると考えられていました。
そこで庚申様をこうした辻々に祭り、その加護によって悪霊を静める事に
家内安全・無病息災・作物豊穣の願がこめられていたのです

また恒例の行事として神事終了後には餅投げが行なわれました
そして秋葉神社、市神様の御札とお供物を各家庭に配布するのです
地元にいると何気ない例年の行事なのですが、
この伝統の継承が地域を守ろうとする地域住民の意識となっている・・・
そう考えると意味深いものがあります
ただ、最近の急激な過疎化により地域の疲弊がすすみ
このような伝統神事までもが年々継続することが難しくなっています
庚申様の言われをはじめて知りました。知識不足がモロでました。大変勉強になりありがとうございました。ただ後忘れないにしないと!
最近だいぶ危なくなってね!年のせいだけではなさそうです。
国道を止めて餅投げでしょうか。
本町の地区のつながりの強さはこんなところからもきているのでしょうね。
ご苦労様でした。
水無月さん こんばんわ
庚申様については、地元のお年寄り達からいろいろ話を聞いたのですが、他にもいろいろないわれがありました。
記事の内容は一般的な言い伝えのようです。また他は改めて調べてみたいと思います。
けいこさん こんばんわ
餅投げは、山の川(焼却場)へ行く道の入口で行われました。通行中の人たちも車を止めて参加していました。
本町・・・そうですね、地元の歴史が古いだけに、地元意識はけっこう強い地区かもしれませんね。
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