★68歳の出稼ぎ★
農家ではない人にとって<出稼ぎ>という言葉はあまりなじみがない
えっ!昔の話でしょ・・・という人もいる
まぎれも無く今でも、東北や地方では現実に続いている
この新聞記事の東北の人物も68歳のいまも出稼ぎを続けなければならない
普通なら、定年退職して悠々の生活をしていてもいいはず・・・
日本の農業の現実がここにある
● 今年の米価は5年前の半分、この家の農業所得は130万円
冬場は、都会へ仕事を求める・・・この生活が50年をこすという
かくいう私も水窪にもどりたての頃、農業だけでは食べられず
秋から冬の間、佐久間・秋葉ダムや街での電気工事の仕事をしていた
いっしょに働いていたのは、皆・東北の出稼ぎの人たちだった。
/// 仕事が辛かったわけではない・・・
ただ、農業が自らの業(なりわい)として成り立たなかったことが辛かった///
いまは、何とか自立は出来るようになったが・・・・
日本全体の農業の本質は変わっていない
情けなさと怒りがこみ上げてくる・・・これが日本の農業の実態です
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