★農園作業はピークに★

水窪

2007年10月22日 08:02



  北遠では、秋の茶園作業がピークを向かえています

  兼業農家がほとんどの今、作業は土・日曜日に集中します

  茶刈機の音が一日あちこちで鳴り響きます

  普段、勤めの人達はせっかくの休日での農作業

  大変ですが、畑や茶園を守っていくには仕方ありません

  高齢者農家にとっては年々この作業も辛くなってきます



  昨日もNHKで 『将来の日本の農業』 特集をしていましたが

  これから山間地の零細農業は厳しい選択を迫られます

  今、うちでは農業を法人化し地域の農地を借り上げています

  農家は農地・茶園を法人に提供して管理の負担を減らす


  その代わり、その家の働き手(おじちゃん・おばちゃん)は

  従業員として給料で働いてもらう・・・

  だから、今は自分の畑の草取りをしても給料は出ます

  (最初は、皆に中々この理屈を理解してもらえませんでしたが)

  お年よりも担い手でいてくれないと管理は難しいからです

  従来型の個々の農家での農業生産は、この地では限界があります

     零細農家を見捨てず、集約して効率化・・・

           市場での競争力をつける


             このシステム、まだまだ課題は多くその有効方法を日々模索中です

関連記事