★山間地の茶業★
静岡新聞の記事・・・
県知事選を前に、茶処静岡の業界の話題が掲載されていました
リーフ茶の需要減退で危機に直面する茶業界
静岡県におけるお茶の生産額は、30年前をピークに半減しました
震災以降のここ数年は、取引価格も年々下がるばかりで
高齢化と後継者不足に拍車がかかり、離農する茶農家があとをたちません
特に、ここ山間地域の急傾斜地茶園は作業効率も悪く、放棄茶園が拡大しています
今年は、凍霜害による大減産もあり、廃業茶農家も今まで以上に多いと聞きます
知り合いの茶農家も、収入は10年前の約半分にまで低下、、、
なんとか活路を見出そうと、あらゆる打開策を試みるのですが
将来の展望が開ける目途は立たない現状
辛い話ですが、お茶農家も、もう限界かもしれません・・・
私自身、30代の頃より茶園の拡大を目指し、新たに製茶工場を設け
経営基盤も法人化し、生産拠点も北遠各地域に広げてはきましたが、、、
一昨年は、32年間続いた(JA委託による)龍山の共同製茶工場を閉鎖しました
今、政治に何を期待するわけでもありませんが
静岡の茶業が基幹産業であると呼ぶことの出来る時代ががいつまで続くのか?
このままでは、山間地の茶業に明るい希望はなかなか見出せません
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