★秋の刈りならし★
北遠の茶農家さんでは、秋の整枝作業がそろそろ終わり
伸びた秋芽を刈りならすと、深い緑色をした茶の畝へときれいに姿を変えます
そしてまた来春には、新芽が一斉に吹き出します
ここ数年、北遠では急激に地域の高齢化が進み、後継者のいない茶農家も増えました
通常、このような整枝作業(2人用機械の使用)は、家族(夫婦や親子)単位で行なうのですが
高齢者世帯では、その作業もままならず、知人や親戚などに依頼するケースが多くなりました
私の知人も、20件ほど作業受託をしているのですが、それもそろそろ限界との話し、、、
依頼される側も、年々歳を取っていくのですから、止むを得ません
こうして結局管理作業が出来ず、放棄される茶畑があとをたちません
お金を出せば何とかなる・・・でしたら、まだ話は出来るのですが
肝心の担い手がいないことには、どうしようもありません
農業を目指す若者が担い手となり、生計が立てられる仕組みづくりが今求められています
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