★冬の農作業★
まだまだ厳しい寒さが続く毎日ですが
茶農家さんでは、もう春に向け肥料を茶園に入れる農作業が始まっています
この時期は主に有機質を施していくのですが
標高の高い場所によっては、まだ白く雪が残るところもあります
日中とはいえ、吹く風は肌に突き刺すようで痛いくらいですね
高齢化の進む北遠地域での茶作りは、ほとんどが高齢者の手に委ねられています
(これは、今の日本の中山間地で共通した形態であり問題なのですが)
しかし、これらの農作業は決して楽なものではありません
20キロの重さのある肥料を何袋も急傾斜の坂道にある茶園に運び
施肥したあとは、鍬を手に耕していきます
何ら昔と変わらぬ農作業の手順、、、山間地では機械化もままならず
高齢者農家の負担は次第に厳しいものになりつつあるのです
北遠の高齢化率は50%を越えました
農業従事者の平均年齢も70歳、いやそれ以上だと思います
過疎、高齢化、耕作放棄、担い手不足、環境の悪化は
いずれ風土の危機、ふるさとの荒廃から廃村へとつながっていきます
山間地農業の抜本的改革が急がれる時です
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