★冷え込み★
日中は例年になく穏やかな天気が続くこの頃ですが
さすがに朝晩の冷え込みは厳しくなりました
北遠では各地で写真のような光景が見られるようになりました
出来た氷柱は、日陰ではしばらく冬の間、とけることはありません
そんな寒い日々ですが、農家では寒肥と言って真冬に肥料を入れる作業が始まります
寒肥(かんごえ)とは冬のこの時期、休眠期にあるお茶に施す肥料のことで
時期は、1月~2月上旬の間に施します
これは根の活動が低下している時期(休眠期にある植物は肥料を必要としません)に
土の中で時間をかけて分解して栄養になる有機質肥料を与えることで
根にダメージを与えることなく、分解された肥料が時間をかけて効きだします
こうして寒肥を施しておくと春の茶の生育に差がつきます
寒肥に適しているのは、油かすや牛糞、魚粉、骨粉などの有機質の肥料
これにより、茶の芽吹きがよくなり、枝葉も充実し美味しいお茶が出来るのです
関連記事