★ブランドいちじく★
先日、仕事でお邪魔したテクノさん(浜松地域テクノポリス推進機構)で
珍しい「いちじく」を紹介されました
浜北の加籐農園さんが作っている「加糖味(かとうみ)いちじく」
通常のいちじくより一回り小ぶりであるが、甘味が強い品種
どうやら、こちらだけに昔から伝わる貴重な在来種のようです
今回、その「加糖味(かとうみ)いちじく」をブランド化したいと相談を受けることに
確かにみた目にはよくないが、味わい深いものがあり独特の風味もある・・・
代々にわたり、こちらの農家が大切に原種を受け継いできたものなのでしょう
農産物は、安定的な大量生産を目的に品種の改良が日夜行なわれ
選抜された品種のみが一般的には市場に出回るのですが
地域だけに古くから伝えられる貴重な伝統農産物もあり
例えば、有名な京都、加賀などの地方産野菜の多くは消費者の支持を得ています
ただ、ブランド化となると課題の多いことも・・・
ある程度のマーケットに対応可能な生産量が確保できるのか?
均一な品質は担保できるのか? もちろん単価? 扱い販路は?
しかし、このような地域ならではの伝統農産物は確実に減ってきており
出来れば、農業界のためにもこの伝統種の保存が出来ることが望ましいと思っています
関連記事