★中島千波(なかじま・ちなみ)★
事務所の机横には、日本・西洋画家の画集の数冊が置いてあり
その中の一冊に、中島千波(なかじま・ちなみ)「桜花抄」がある
先日訪れた長野・小布施の町で、日本画家の中島千波は生まれた
時間がなく、せっかくの「中島千波館」を見てこられなかったのは残念だったが・・・
素描集の「桜花抄」には、桜をはじめとした花シリーズが描かれている
桜は千波が得意としたモチーフであり得意としていた
「花を観察することから、人生について考えることが出来る・・・」という
千波の描く古木大樹の桜は、繊細なスケッチとともに
単なる桜の姿以上に多くを物語っている・・・
桜は、古くから日本の神木とされ
聞くところによると、農村では暦(こよみ)としても使われていたそうで
桜の花が咲けば、田植えを始めるという風に生活と深く結びついていた
水窪の大野集落にも、旧学校跡地に古木の桜の木があり
最近では、時期になると多くの観光客が訪れる
ただ、見る者によって、その姿が語るものは様々であるが、、、
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