★茶業の高齢化と衰退★
北遠をはじめ茶農家の高齢化が目立つようになりました
龍山では、例年ですと5月の連休に帰省した家族で茶摘みを行なうのですが
今年は、その時期に摘むことが出来ず、収穫が出来ない家が続出・・・
高齢者の農家世帯では、お茶摘みもままならない状態になりました
今年は、その摘採の応援にある農家を訪ねました
ご主人は86歳で、奥さんは82歳になり
どちらも体調を壊し、お茶摘みが出来ない
近所の家も同様に高齢農家で、自身の摘みとりで精一杯だという
なんとか助けて欲しいとのお話・・・
二人用の茶摘み機を持参し、約300キロの生葉を刈り取りました
その作業の最中に今度は、同じ集落の別の家からも応援の依頼が・・・
こちらもご夫婦も80歳を越えており、摘み採りが困難だという
また、その隣の家では高齢のひとり住まいで
ここでもなんとかならないのか?と訪ねられる始末・・・
こちらは、地元の茶農家が応援に入って摘み取りを終えましたが
北遠山間地の茶業は、確実に限界をむかえている事を痛感しました
立派な段々茶園が広がるここ龍山でのお茶づくり
いつまで、つづけることができるのだろうか、、、
そんな想いを抱きながら、依頼された茶畑をあとにしました
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