★龍山茶園の視察に★
そろそろ、こちらでも新茶のシーズンイン
しかし、高齢化の進む北遠では、農家が茶畑を手放すケースが増加しています
当社が運営する、ここ龍山地区にある茶工場の組合員は約40名ですが
例外なく、年々数件の農家が辞めていきます
そこで今年は、私どもで茶の摘み取りの困難な農家のお茶を
代わって受け持ち、摘採させてもらうこととなりました
この日は、申し込みのあった○○さん宅をお尋ねしました
現在80歳をすぎるご夫婦で、茶園を管理していたのですが
息子さんたちが仕事で休めず、摘み採りが出来なく困っていました
「もう歳だし、やめるしかないのかな」
「あんたに任せるから、頼むよ」
もちろん、私達で全てを受け持つことが出来るわけもなく
一時しのぎの仕事になるのかもしれませんし
耕作放棄地の根本的な問題の解決にならないことも承知です
かえって、無責任な行動じゃないの!とのご意見もいただいていますが
しかし、ただ理屈を言っているだけでは、現在の山間地農家の悩みは解消されません
出来ることをとりあえず試してみる・・・・今はそんな想いです。。。
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