★守りの農業から攻めの農業へ★

水窪

2010年03月19日 08:33

春になるというのに、この山村地域では経済に明るい兆しは見えません

止まらぬ過疎化と農林業の低迷に、公共土木事業の後退が

更にこの山村の疲弊に拍車をかけています

とは言うものの、なんとかその打開策を見出さねば生き残りの道はありません



そんな中、農産物の加工という分野が改めて注目されています

安価な輸入野菜の影響で、市場価格の値崩れが起きている一方

消費者の食への関心は高まっており

産地や農法にこだわって購入される方が増えています


農業も工業と同様に「大量生産」から「品質を売りにした生産」へ

シフトしていくことが農業運営成功のカギとなります

「品質を売りにした生産」は農法の改良、新品種の栽培といった「ハード」と

加工や販売といった「ソフト」に分類出来ます

ハードとソフトを総合的に取り組むことで

消費者ニーズに即応した生産・販売活動や新商品の開発、新しい販売方法など

新たな発想やアイディアをビジネスチャンスに結びつけ

生産者から経営者へのステップアップが図れます


農業の6次産業化として、農産物の食品加工がありますが

付加価値農業への一歩として、弊社も検討中の事業の一つです

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