★0勝23敗1分★

水窪

2009年11月16日 08:38

   これが何の数字であるのか?

   今、国がおこなう行政刷新会議による農水省関連の事業仕分け結果の第一弾

   要するに、ほとんどの事業が廃止、見直しとなる


   これを見るといかに、従来の予算が無駄であったかの印象を受ける

   今まで、国は何をやってきたの?、、、ですね

   確かに農林現場にいても「こんなの意味無いじゃん」「バラまき予算だよ」 

   そんな例は数知れず、、、確かに画期的なことなのでしょう



   ・・・しかし、その一方では現場で必要であった予算がある事も事実

   これまでの自民や官僚が、全て意味の無い政策を打ってきたわけではない

   あまりに極端すぎる提言に、かえって不安を感じるのは私だけなのか?


   気になるのは、どのような方が仕分けのメンババーかは知らないが

   あまりに農政を理解してない、と言うかあまりに低いレベルの意見もあるようだ

   何でもかんでも、まずは廃止・削減ありきの姿勢に疑問も?

   いや不快感さえおぼえる例がいくつもあった(正直、このての人間は苦手だ)

   遊休荒廃地対策と減反を同じ土俵で議論していたのは、「何これ?」だった

   ペーパー一枚で見る数字の落とし穴、思わずこの人達で大丈夫なのかと?

   わずか数分で、数十億、数千億の予算の是非を問う???

   これまでの事業の必要性はともかく、予算化された事業はすでに日々進行している

   農政事業は、継続することを前提に、数年のスパンで取り組むケースが多い

   農業者にすれば、勝手な政策転換で明日への生活の糧の全てを失うこともある

   十分な変更説明も無く、農家をフォローする体制も出来ていない中での

   拙速な方向転換は、いたずらに農業現場の混乱を招くだけではないのか?


   今、高速道を走る車に、急ブレーキをかけて止めようとすれば大事故になる

   外野から提言している者は、誰一人としてこの車にのっていないからいいけど、、、

   今回の作業は、そこまで考えられているのだろうか?

   まずは無駄の排除として、このシステム導入の有効性は認めるが

   逆に、この事業仕分けのあり方に、数々の疑問を投げかける人は多いと思う・・・



   ☆☆☆ すみません、明日は私事でブログをお休みさせていただきます ☆☆☆ 

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