★ご批判を・・★
昨日の「浜松市・山村活性化」についてのブログ記事について
ある方面よりご批判をいただいた
せっかく、国や自治体が山村の再生に取り組もうとする時に
地元住民が、水をさすような考えはいかがなものかと?
第一これまで山村住民は、行政に頼りきりで、まるでおんぶに抱っこ
すべて他人任せできたではないか、何を今更・・・・と
弁解する気はありませんし、もっともなご意見です
山村が、あまりにも自立への取り組みを怠ってきたことは事実
道路が欲しい、施設が欲しい、ダムの補償が欲しい、企業を誘致して欲しい
林業や建設業の低迷も、元々は不動産バブルに似たところもあったのです
好景気の頃は、林業家も関係従事者もしっかり儲けていましたから、、、
しかし、その時代の負の遺産まで、今ここに住む住民が全て背負うべきなのか?
大半の住民や若者世代は、そのバブルの恩恵すら何も受けていないし
疲弊し苦しむ山村の姿しか知らないのです
責任論を問うなら、これまでの国策の誤りはもっとも責が重いと思うのですが・・・
林業、過疎政策の取り組みは、あまりに右往左往してぶれにぶれてきた
浜松市としても、どこまで踏み込んで山村対策に取り組んできたのか?
浜松市合併前、ある会合の場で当時浜松市商工会議所の会頭とお会いした
「○○君、合併しても(旧)浜松市に頼っちゃダメだよ、自分達で何とかしないとね」
生意気にも「では、浜松市駅前再開発はどうなっておられるんですか?」とたずねた
あれから4~5年になるのか? どちらも凍りついたままの状態・・・
山も都会も、次世代を担う若者・子供達は良き時代を知らない
将来に夢を托せる都市や村でなかったら、その地域が存在していく価値が無い
・・・私はそう、思うのです
その意味で、自治体も企業も地域再生や過疎化対策に関わろうとする人達には
少なからず己自信の意識改革をもって、真摯な態度でのぞんで欲しいと考えるのです
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