★ご批判を・・★

水窪

2009年11月03日 07:57

   昨日の「浜松市・山村活性化」についてのブログ記事について

   ある方面よりご批判をいただいた

   せっかく、国や自治体が山村の再生に取り組もうとする時に

   地元住民が、水をさすような考えはいかがなものかと?


   第一これまで山村住民は、行政に頼りきりで、まるでおんぶに抱っこ

   すべて他人任せできたではないか、何を今更・・・・と



   弁解する気はありませんし、もっともなご意見です

   山村が、あまりにも自立への取り組みを怠ってきたことは事実

   道路が欲しい、施設が欲しい、ダムの補償が欲しい、企業を誘致して欲しい

   林業や建設業の低迷も、元々は不動産バブルに似たところもあったのです

   好景気の頃は、林業家も関係従事者もしっかり儲けていましたから、、、

   しかし、その時代の負の遺産まで、今ここに住む住民が全て背負うべきなのか?

   大半の住民や若者世代は、そのバブルの恩恵すら何も受けていないし

   疲弊し苦しむ山村の姿しか知らないのです

   責任論を問うなら、これまでの国策の誤りはもっとも責が重いと思うのですが・・・

   林業、過疎政策の取り組みは、あまりに右往左往してぶれにぶれてきた

   浜松市としても、どこまで踏み込んで山村対策に取り組んできたのか?


   浜松市合併前、ある会合の場で当時浜松市商工会議所の会頭とお会いした

   「○○君、合併しても(旧)浜松市に頼っちゃダメだよ、自分達で何とかしないとね」

   生意気にも「では、浜松市駅前再開発はどうなっておられるんですか?」とたずねた

   あれから4~5年になるのか?  どちらも凍りついたままの状態・・・

   山も都会も、次世代を担う若者・子供達は良き時代を知らない

   将来に夢を托せる都市や村でなかったら、その地域が存在していく価値が無い

   ・・・私はそう、思うのです

   その意味で、自治体も企業も地域再生や過疎化対策に関わろうとする人達には

   少なからず己自信の意識改革をもって、真摯な態度でのぞんで欲しいと考えるのです
 

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