★再生(さいせい)の町★
NHKドラマの「再生の町」を見て思うこと。。。
当時、日本の旧市町村の多くが財政難となり、市町村合併の道を余儀なくされ
この水窪町も、新浜松市となり四年の年月が流れた
議論は分かれたが、結局選択肢は多く残されておらず、やむを得ぬ決断
しかし合併に際し、将来に渡る住民の負担や不都合の話題は封印され
この町が80万政令都市の仲間入りをすることの、夢と希望だけが語られた
ただ、今ここに及んで、旧町村は多くの問題や矛盾を感じ始めている
相次ぐ旧町村時からの様々な事業の削減や廃止、そして先の見えぬ予算
地域協議会やこれからの過疎債の扱いなど、挙げればきりがない、、、
もちろん“再生”への痛みは、それぞれ住民自らが背負わなければならないが
そのすべてが画一的、事務的に処理されてよいものではないと考える
あらゆる責任を、今の行政サイドに求める気はさらさら無いが
想いは、同じ市になりながら
旧町村住民の不信や疑念がいずれ、新市に対する負のエネルギーに増幅していく
、、、そのことへの危惧である
これからの市民協働や地域自治に、いい折り合いがついていくのだろうか?
再生という言葉の裏にある、傷みや非情そして非合理
この山の街が再生する日は、はたしていつのことだろう
(明日は、今自分が関わる再生の仕事についての想いを書きたいと。。。)
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