★山に生きる★

水窪

2009年08月29日 06:43

   今、山間地における茶業は、大きな曲がり角にきています

   長引く生産茶価の低迷と農業者の高齢化により

   いくつもの製茶工場や組合が、その存続を危ぶまれています


   そのひとつ、龍山茶生産組合も例外ではありません

   しかし、今いる40名近い組合員の製茶工場がなくなる事は

   地域の疲弊と衰退を加速する要因となります

   この工場が閉鎖されれば、高齢の組合員の大半はお茶作りをやめると言います

   それはすなわち、長く続いた地域の茶業の終焉をも意味するのです



   、、、そんなこともあり、私ども法人とJAさんで

   組合農家を廻りながら、各家の実情や今後の取り組みをリサーチしています

   『なんとか存続を、、、』の声に応えるには、どうしたら良いのか?

   組合生き残りの為、その道を探りつづけています


   もちろんすぐに、有効な打開策があるわけではありません

   手探りの中、暗中模索の状況に、わずかの光も見えず

   山間地茶業再生の道は、とんでもなくけわしく厳しいのです

   しかし今は、ひとつひとつ、絡んだ糸を解くように

   地道に課題の抽出と問題解決をしていくしかないのです。。。
 

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