★選挙前、農政に一言その2★
民主党さんのいわれる、「農業者戸別所得補償制度」ですが
いまひとつわかりにくいのです
米以外にも、麦や大豆、飼料用米など幅広い作物について
個々の農家に割り当て、目標の上限を超えて生産しても所得補償を行う
所得補償によって大豆や麦などの生産を増やし「主要穀物等では完全自給を目指す」
、、、本当にできるのだろうか?大いに疑問です
今の農業現場で、どれだけの農家がいくら助成もらえたら小麦を作るんだろう?
まして、穀物以外の農産物についてはどうなるの?
大体この時代に、採算の合わないものづくりが妥当なことなのか?
結局、また実体成果の上がらない、ばら撒きになるんじゃないのかな?
根本的な、生産から流通までのシステム・農政の見直しをしなければ同じこと
生産農家は、また労働搾取をされるだけに終わっちゃう
また、制度の目的として「小規模経営の農家を含めて農業の継続を可能とする」
小規模農家重視の姿勢を示した、、、とあるのですが
農地の大規模化や有機栽培などに取り組む農家には支払額を加算するとしたが
どれくらい、支払うかはまだ不明?
農業参入の大企業が、またその大半を持っていくだけじゃないのかな
それにこの前、農家から突き上げを食らって、マニフェストを修正し
米国間との自由貿易協定(FTA)を締結とした部分を
(交渉を促進へと書き換え)と後退させたけど、本意はどこにあるのかな?
自民党の中川さんも言ってるけど
農産物貿易自由化と戸別所得補償制度をセットにする新農政は
小沢路線の根幹であり、民主党農政の信念なのではないか
何を今さらあわてふためいているのだろうか
確かに、民主のいう日本の農政の方向性には不安を感じているのですが・・・
いかがなものでしょうか
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