★選挙前、農政について一言★

水窪

2009年07月16日 08:08

   選挙前ですので、農政について一言、、、

   今日は、少し第6次産業の話から脱線かもしれませんがご容赦ください

   先日の農業新聞 『消え行く農家』シリーズに

   民族研究家、結城登美雄さんの『だれのための農政か』が掲載されました


   日本の農業者がこの10年で、100万人も減った

   30兆円の農業予算が投じられたにもかかわらず、、、である

   この間、農業情勢はなんら好転せず離農する動きだけが加速化しました



   「山間地で身を粉にして働いても、農業収入で家族を養い

   2人の子どもを大学まで出してやれますか?

   家族を養えないから、本格的農業はやりません」 (・・・その通りです)


   食料自給率が下がるのは、高齢化したからでなく所得が望めないからです

   そのことを、農政を担う人は理解できないのでしょう、、、と言う

   ● 農地の大小をモノサシに支援農家を選別

   ● 大規模化の現場矛盾を検証せず、数値ばかりの押し付ける日本の農政

   現場で汗流す田園農家との矛盾とギャップがそこにあります

   今では兼業のみならず、私たち主(専)業農家でさえ食えない時代になりました

   なぜ日本の農政は農業者に夢や希望をあたえられないのか?

   また、今年も数兆円規模の農業予算がばら撒かれますが、、、

   これで日本農家は救われるのでしょうか 

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