★タモリさんの疑問★
先日、昼の食事中何気なくTVを見ていると
タモリさんが、ゲストとの会話の中で
「どうして、最近の野菜や果物は異常に甘いものばかりなの?」
「何で、とうもろこしがあんなに甘いの?許せない!」
「とうもろこしは穀物であり、果物じゃないんだから~~」と
辛口のコメントに、自称ファーマーのゲストもすみません(笑)の言葉
ネットを見ていても。。。
『こだわりのフルーツのような極甘とうもろこし・2008グルメ大賞を受賞』
「こんな甘いとうもろこし、食べたことな~い」
「フルーツみたい!」(お客様の声)・・・こんな感じです~~
(フルーツのように甘いといわれる話題の「ピュアワイト」という品種)
今の時代、糖度の高いスイーツ感覚の野菜や果物が流行(はやり)です
これはお客様のニーズに応じて、品種改良を重ねた結果であり
このことは、もちろん一概に悪いことでもなく
美味しいものの追求、農家もそれなりの努力してきた結果なのですが
いちごやトマトにメロン、一般のキャベツやレタスなど野菜にいたるまで
今やマーケットでは、とにかく甘いものが求められています
昔、私たちの子供の頃と比較すると、まったく別の食べ物になっていますね
ただ、一農家・生産者としてタモリさんの疑問に少し考えさせられました
野菜や果物など、素材の本来の特性や個性をここまで変えていいものかと?
農産物は大地の恵みです、長い歴史と風土に適合して作物は育ってきました
この飽食の時代、何でも人さまの都合の良いように手を加えることがいいのか?
ふと、そんな思いがしました
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