★第6次産業、その弐★
今、農業の形態が変わりつつあります
本格的農業への参入をしだした企業や大規模農業法人
農業分野に関心を示し就職・転職、新たな価値観を持ったニューファーマーたち
ITなる高度情報化社会は、消費者の声をダイレクトに農家に伝えるようになり
市場や問屋といった古い流通形態は、すっかり組織疲労し淘汰されだしていますし
それに伴い、農業者のあり方も従来とは違うものとなり始めています
自分の周りでも少しづつですが、若い農業者が変化を求めだしました
ここ数年の農産物価格の低迷やコスト負担の増大など
厳しい農業の現状を目の当たりにし
生産農家のみにとどまることへの疑問と不安は増すばかり
農産物の扱いマーケットもグローバル化し、国内問題でとどまらなくなってきた
生産農家は作ることに専念すれば、それで事足りた時代の終焉であり
第6次産業の誕生は、そんな土壌から生まれつつあるのです
実は既に、以前からもこの形態で成功を収めているビジネスモデルもあります
例えば、三重県のもくもくファームさん
ここは、もう数十年前からこの形態に取り組んでいます
いくつもの加工工場で二次加工品を生産、独自の流通システムを構築
農家レストランの全国展開もしています
では、なぜこのモデルがスタンダードとして日本の農業界に定着しないのか?
それは次回に。。。
★第6次産業、その壱★ はこちら
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