★第6次産業、その壱★
昨日の秋山氏理論を、もう少し私なりにこなして考えたいとおもいます
最近、「第6次産業」という言葉を新聞やTV等で頻繁に見聞きするようになりました
食料の自給率低下が農業や水産業などの活性化と復活に目を向けさせ
政経のあらゆる舞台で「第6次産業」という言葉が話題になっています
(農業の新しい経営形態として提唱された今村奈良臣・いまむら ならおみ氏)
秋山社長の言われる広義の意味で、国策として農工商連携を発展させ
産業構造の根本的見直しをし、今後日本の第6次産業化を進める必要性があります
また狭義の意味では、第一次産業の係わっている事業者が
第二次・第三次産業と連携し発展的に事業分野を拡大していく
例えば、農業者が主体的かつ総合的に関わることによって
加工賃や流通マージンなどの今まで第二・第三次業の業者が得ていた付加価値を
農業者自身が得ることによって農業を活性化させるというものです
第一次産業の農林水産業や畜産、第二次産業の食品加工
そして第三次産業の流通・販売(レストランやファームの運営など)までになう
農業のブランド化、消費者への直接販売、付加価値経営などが挙げられます
それらが、1+2+3(かけてもいいのですが)=6ということで第6次産業だと言われます
将来のビジネスモデルとして非常に参考になります
第一次産業に付加価値をつけて高度化を目指すという観点では
これまでの、1.5次産業化に似ていますが
6次産業は加工、流通を複合化させるという視点がより明確です
ただ課題はとして、コンセプトやスローガンとしてはわかりやすいのですが
いかにして実践していき、目標を達成するかなのです
戦後の生産から流通・消費までの従来型経済システム、とりまく利権、、、
簡単ではない事は明らかなのです
しかし第一次産業(農業)の大きな転換期の今、その変化は各地で起き始めています
この件で、これから少し続きも書きたいと思います。。。
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