★廃業する茶農家たち★
静岡新聞に県政の課題と称し、静岡茶危機の話題が。。。
『このままでは、茶農家は生きていけない。畑は荒れていくばかりだ』
ここ数年の茶価格の下落に、歯止めはかからず
今出荷する、二茶の荒茶相場は800円~500円/kgと採算割れの赤字となっている
刈り捨てるほうが、まだまし?
今年は、自分の周りで二茶をやる農家はほとんどありません
新茶(一茶)も含め、もう茶農家は限界に来ている
消費の低迷や資材費・燃料の高騰も拍車をかけ
茶業界は、果てしなく長い暗闇のトンネルに迷い込んだ
『年金で肥料や農薬を買っている人がいる、、、ここ数年で淘汰されるだろう』
『このままでは、頑張っている若い連中もやめてしまう』
最近、あちこちで聞く話である
ここ北遠でも例外なく、この問題は重くのしかかり
高齢化する茶農家の廃業は、年を追うごとに増え続けている
まして組合員組織の工場も、この赤字経営に体力が持たず解散の方向へ
そうなれば引き受けての無い今、廃業農家の数は計り知れない
静岡茶ブランドの名の下に、リスクマネージメントをおこたり
将来への展望を甘くみていた県全体の体質(関係者すべて)が今の結果である
結局、農家自らが道を切り開くしかないのでしょうか
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