★お茶の仕上げ★
摘み取られた新茶は、工場で荒茶に製造されます
しかし、このままでは商品とはなりません
この段階では、まだ半製品なのです
出来上がった荒茶の大きさをそろえる為、ふるいにかけたり
粉や茎や不純物を取り除いて、見た目もきれいにし
火入れ作業といって、香気を出すとともに十分にお茶を乾燥していきます
ちなみに、これは我が家で、今も現役で活躍している仕上げ機です
戦前に作られた機械だと思いますが、、、
今の近代的機械に比べたら、もちろん性能は劣るのですが
使い勝手がよく、少量の仕上げのときなど、なかなか手放せません
もう先代から、数十年も使っています
昔からのお茶さんには、まだまだ懐かしい道具を使っている所がありますね
新たな機械や道具の開発は日進月歩、、、
そのすべてがコンピュター制御され、確かに便利になりましたが
茶士(ちゃし)としての技術はどうなったか?
長年の職人の勘や経験が、個性ある美味しいお茶を作ってきました
今では、特別のお茶が無くなってきた。。。そんな気もします
関連記事