★こだわり新茶のご注文★
この日の新聞に、今年の新茶注文の折込みチラシが入りました
ここ北遠は、昔からのお茶どころですから
これまで、大半の家が少しながらも自家製のお茶を作っていたのですが
最近は畑の管理や茶摘みの確保もままならず、茶畑を手放すことも多くなりました
そんな理由もあり、地元でまとまった新茶注文を頂くこともしばしばです
お茶というのは、もちろん嗜好品であり、味の好みは様々です
甘みのある深蒸し茶、渋みのある香りの強い山の茶
ただ、ここではやはり故郷の飲みなれたお茶が一番口に合うのでしょうか
都会に出た人達も、いまだに昔ながらの田舎のお茶を好みます
また、お茶は最後に『火入れ』という香気を引き出す作業があります
コーヒーの焙煎と同じですね、、、火力の温度により
香ばしい強めの火入れ、少し火入れを押さえたやさしい香り、、、
一般的に販売する時は、茶士(ちゃし)の感覚で
無難な仕上げするのが普通なのですが
昔から当店では、永年お付き合いのお客さまに限り
それぞれ、個々のご要望に合った『火入れ』作業も行なっており
自分だけの、お好みの味や香りに仕上げたお茶もできます
その家だけ、その人だけのこだわりのお茶ができるということですね。。。
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