★花粉症の正体は★
この時期、全国で花粉症の人達が困っていますね!
今日も北遠の山間地域では、杉から飛んだ花粉が煙のように立ち上り
すさまじい勢いで、広がっていますよ!
年に数回、火災と見間違い消防への通報があるほどです
戦後治水、治山のために成長の早いスギが1950年代に大量に植林され
また、60~70年代はスギと同様に成長の早いヒノキも大量に植林されました
しかし、より安い輸入木材が流通すると林業が不振になり
その結果間伐や枝打ちがされないまま、放置されるようになりました
また林業従事者の高齢化がそれに拍車をかけています
スギは樹齢30年前後から花粉量が増加するため
1970年代に入ると一斉に花粉をつけ始めました
そしてそれ以降スギ花粉の飛散量は急激に増え
爆発的な飛散を繰り返しきたのです
それにヒノキが追い討ちをかけ
花粉症患者の急増に結びついたと考えられているそうです
この杉枝の先の芽から出る花粉が、皆さんを苦しめている正体です
憎き相手ですよね!
もちろん、花粉症対策は医療をはじめ各分野の課題なのですが
肝心の原因をつくっているこの山林の実態から
何とか手を打たなければいけないのでは、、、
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