★グランシップで茶業大会★
平成20年度の県JA茶業者集会が、静岡のグランシップで開催
JAの茶業部委員として、参加してきました
(この日、グランシップから見た富士山はきれいでしたが、、、)
昨年の茶業界をとりまく環境は、厳しいものとなりました
消費は伸びず市場にて、お茶の価格は低迷したまま、、、
高級茶を作る山間地の茶農家の手取り収入は、数年前の約半分に落ちました
多くの農家が不安をかかえたまま、今年のお茶シーズンをむかえます
別室では、県の品評会で入賞したお茶の展示もあり見学
手入れの行き届いた素晴しい作りのお茶が並びます
ただ、いくらいいお茶を作っても、報われないのでは農家はたまりません
体力のある大規模農業法人、JA組織や大手企業と零細農家の格差は広がるばかり
自分達の利益確保の優先に走り、そのしわ寄せは、すべて末端の農家に、、、
生産から流通、消費者まで、それぞれ関係者が
「日本茶を守り、持続発展させるんだ」という価値観を共有し
現場の農家まで、利益の再分配が出来る体制をつくらなければなりません
一部の組織や企業が独り勝ちしても、茶業界の将来は救われません
個々の小さな農業生産者の犠牲に成り立つ、企業や組織など必要は無いのでしょう
いま、この国の農業の向かうべき方向は明らかに間違っています
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