★天竜区役所の取材をうけて★
この日は、午後から天竜区役所の取材があり
毎月発行される区役所公報の、2月号の掲載依頼を受けました
私どもが取り組む、山間地農業について、紹介をいただけるとのことです
もう5年も前になりますが、ある想いから農業法人を立ち上げました
このままでは、山での農業(お茶づくり)はなくなってしまう
長い歴史の歩みの中で受け継がれてきた、山の茶業は衰退の一途
それは、なんとか、しなくてはいけない、、、、と
しかし、山間地が過疎化とともに疲弊していくなか
あたかも時代の流れに逆らうかのような、ある意味で無謀な思いつきでした
・・・高齢化のため、維持できなくなった畑を次から次へと借り受け
JAで存続できなくなった工場まで譲り受け、生産規模の拡大をはかり
エリアは、水窪、佐久間から龍山まで広がりました
自家堆肥の生産から、新たな農作物の生産も試みてきました
失敗と挫折の繰り返し、、、恥ずかしながら、未だに試行錯誤の日々です
多くの方の協力をいただく一方で、まわりの厳しい非難や批判もいただきました
いや、今もその渦中にいるのかもしれません
ただ、言える事は、自分なりに良くも悪くも
立ち止まることが怖くて、夢中で取り組んできたここ数年間だった気がします
今は農業以外にも、市の管理施設の経営などの仕事もさせてもらっています
ただ、とりまく状況、時代は更に厳しくなってきました
この先、いったい自分がこの山間地農業で何ができるのか?
あらためて、考えさせていただいた取材でした
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