★JA茶業部会をふりかえり⑦★
『農山村への想い』シリーズ・・・・
茶ピアで行われた、年初めのJA遠州中央・茶業部の委員会に出席
この間、茶業界をとりまく状況は大きく変化
それも厳しい方向へと・・・
昨年末、地元衆議院の片山さつき女史が、家に寄った際にも
山の茶生産農家の厳しい現状、国の対策を含めてしばし歓談しましたが
(やっと、国も肥料や燃油高騰の緊急対策の補助金をつけたとのこと、、、)
高齢化に荒廃農地、加えて茶価の急激な下落、肥料・生産資材の高騰
真面目にこつこつと農業に取り組んでも、浮かばれないこのご時勢
生産農家のやるせない、ため息が聞こえてきます
ここ数年、確かにJA組織は、周辺の農協を合併・統合し肥大化してきました
そんな中、はたして今・・・
JA組織での取組み・情報提供が、農家のためになっているのか?
その対応は形骸化され、希薄な存在価値しか持たなくなっているのでは?
そんな疑問や不信がふと頭をよぎってきます
(こんなことを書くと、またまわりから非難がくるかもしれませんが)
会議中、JA役員の説明のあと、ある委員から意見が出されました
『JA主催の分科会の内容が10年も前と同じだが、いかがなものか?』
『せっかくの機会、、、もっと、農家に実のある勉強会にはならないのか?』
こんな厳しい時代だからこそ
とりまく関係者が本音で改革を望み、意見や気持ちをぶつけなかったら
山間地における茶業の将来は危うい気がします
依然として、古い体質を引きずるJAや茶業界に希望の明日は見えてきません
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