★林業で外国人雇用を★

水窪

2009年01月10日 08:20

   日本の経済悪化は、外国人雇用にも大きな影響を及ぼしており

   浜松市は、とりわけブラジル人をはじめ外国人労働者比率が高い

   先日、知人の市議と中小企業診断士の友人が水窪の森林組合を訪れた

   山での林業労働者として、外国人雇用の可能性は無いだろうか?

   、、、という相談


 


   現在、地元の森林組合をはじめ林業に携る若者は確かに少ない

   民間の林業従事者は高齢化をむかえ、跡継ぎはほとんどいない状態

   もちろん、山林業の経営が停滞し、十分な金にならないことが原因だが

   仕事のきつさや大変さが、地元の若者から見放されている要因のひとつでもある

   、、、とはいっても、林業は素人が簡単に参入できる業種ではない

   常に危険があり、熟練の技術をもたねば仕事にならない

   それは、私自身も若き頃、林業の仕事に従事してみて痛切に感じている



   しかしこの時代、やる気のある人材があればチャンスはあるのかもしれない

   現在、地元の森林組合でも林業従事者が不足しているために

   国や県から林業助成の仕事があっても、受けられない状況だという


   ただ、組合の話では、すぐにでも1カ月程度の林業の仕事の需要はあると、、、

   (もちろん、この地に根ざして働いてくれることが基本条件ではあるのだが)

   山に外国人雇用の受け入れる余地はないのか?

   労働者の意識や研修制度、地元住民の理解、クリアすべき課題は多いのだろうが

   今、都市がかかえる緊急の問題と同時に、山林業がかかえる担い手の不足・・・

   外国人雇用対策の為に、関係機関があらゆる手立てをすべき時ではなかろうか

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