★木材の歩み、あの頃★
木材需要の低下、木材価格の低迷が続いて久しくなります
北遠の地区は、昔から林業を業とし栄え、製材業も集積していました
何気なく、こんな数字を目にしました
この数字は、平成に入ってからの天竜市・佐久間町の製材出荷額と事業所の推移です
天竜市の事業所 平成元年57所 ~ 平成16年28所 ▲29所 ▲50.8%
出荷額 平成元年106億円 ~ 平成16年45億円 ▲61億円 ▲57.5%
佐久間町の事業所 平成元年17所 ~ 平成16年8所 ▲9所 ▲52.9%
出荷額 平成元年11億円 ~ 平成16年5億円 ▲6億円 ▲54.5%
ちなみに龍山町・水窪町も半減しています
但し、これは4年前の数字(すみません!新しい数字を調べてみます)
平成20年度の今年は、さらに厳しい数字が出ていると思います
基幹産業である林業の没落は、そのまま地域経済の衰退を意味します
昭和の山林全盛の頃、街は華やいでいました・・・・
時代を知る人たちは、あれは夢のようだったと言います
またいつの日か、山林業が活況を見せる日が来ることを願っています
『もう、山はだめだよ!』と言われても
一度見た夢は、なかなか諦められるものではありません
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