★今年のお茶をふりかえり★

水窪

2008年07月24日 07:01

   先日、JA遠中の茶業部会が茶ピアにて開催されました

   二番茶も終り、今年の総括です



   生産者も茶商も、思いもよらぬ大幅安の相場に泣かされた年でした

   数年ぶりの好条件の気象により、新茶は例年に無く良質なものとなり

   誰もが高値を期待したのですが・・・・

   農家のショックは大きいものでした

   引き続き二番茶も当初より低調で、品質はよくても高値はつきませんでした

   昨年に比べ一番茶で2割、二番茶で1割安の結果です

   (ただ、昨年度も茶価は、前年比で大幅な下げをしているのです)

   加えて、重油燃料や肥料は高騰・・・

   生産量もJA遠中管内、ほとんどで1割~2割も減少

   茶農家にとっては、非常に厳しいシーズンとなってしましました



   水産業、林業も含め日本の一次産業は存続の危機を迎えています  

   今後、茶業界の行く末は、どうなるのか?

   今、多くの関係者が不安を抱えています
   

   国も縦割りの予算配分を見直し、明らかに柔軟な対応が望まれます

   優先順位の問題です、今どこに金(税金)をつかうべきか?

   新たな時代の課題に、早急に頭を切り替えられない政治家は要りません!!

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