★二番茶づくり★

水窪

2008年06月28日 07:55

   南部の平場所から遅れて、北遠でも二番茶が盛りです

   梅雨の合い間を見ながらの仕事なので、とにかく慌ただしい

   そして早速、自園の茶や仕入れた荒茶の仕上げ作業にうつります



   通常は農家が荒茶を製造し、茶問屋さんが仕上げ作業をします 

   うちの様に、自園茶の製造から仕上げまで行なうお茶さんもいますが・・・

   <お茶の豆知識>

   > 荒茶とは、摘み取ったお茶の葉を、蒸して揉んだ後乾燥させたものをと呼びます

   > 荒茶はまだ大きさも不揃いで、茎なども混じっているため半製品といえます

   > 仕上げ茶とは、荒茶をさらに乾燥させ木や茎などを取り除き

   > 形を整える加工を加えたお茶です。

   > 通常一般に市販されているお茶の事 を言います

   同じお茶でも一番茶と二番茶は、味や香りの成分が全く異なる為

   加工の工程が違ってきます



   一番難しいのは、火入れ作業・・・

   荒茶をさらに火入れし、お茶の旨みを引き出す大事な作業です

   この良し悪しで、お茶の出来が決まってしまいます
   

   同じ荒茶でも、火入れをするお店、人が違えば

   まったく違った別のお茶が出来上がってしまうのです



   微妙な温度と時間の違い、出来上がりのタイミングは、長年の勘のみ、、、

   最適な条件を探し出す、経験と味覚・嗅覚が必要です


   よく人から、聞かれることがあるのですが

   う~~ん、上手く説明できません

   少しカッコをつけた?言い方をすると

   お茶が自然と教えてくれるのですが・・・・

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