★二番茶づくり★
南部の平場所から遅れて、北遠でも二番茶が盛りです
梅雨の合い間を見ながらの仕事なので、とにかく慌ただしい
そして早速、自園の茶や仕入れた荒茶の仕上げ作業にうつります
通常は農家が荒茶を製造し、茶問屋さんが仕上げ作業をします
うちの様に、自園茶の製造から仕上げまで行なうお茶さんもいますが・・・
<お茶の豆知識>
> 荒茶とは、摘み取ったお茶の葉を、蒸して揉んだ後乾燥させたものをと呼びます
> 荒茶はまだ大きさも不揃いで、茎なども混じっているため半製品といえます
> 仕上げ茶とは、荒茶をさらに乾燥させ木や茎などを取り除き
> 形を整える加工を加えたお茶です。
> 通常一般に市販されているお茶の事 を言います
同じお茶でも一番茶と二番茶は、味や香りの成分が全く異なる為
加工の工程が違ってきます
一番難しいのは、火入れ作業・・・
荒茶をさらに火入れし、お茶の旨みを引き出す大事な作業です
この良し悪しで、お茶の出来が決まってしまいます
同じ荒茶でも、火入れをするお店、人が違えば
まったく違った別のお茶が出来上がってしまうのです
微妙な温度と時間の違い、出来上がりのタイミングは、長年の勘のみ、、、
最適な条件を探し出す、経験と味覚・嗅覚が必要です
よく人から、聞かれることがあるのですが
う~~ん、上手く説明できません
少しカッコをつけた?言い方をすると
お茶が自然と教えてくれるのですが・・・・
関連記事