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★第6次産業、その四★
2009/07/27
農林業
戦後日本で農産物を一手に扱ってきたのが農協であり
今では金融、保険・病院、流通、医療・観光とあらゆる分野に進出しています
農協は、戦後の農地改革とともに農家の経済組織として誕生しました
今では、全国に約1900組合、組合員911万人、農協職員37万人
貯金高68兆円、購買取扱高5兆円、農産物販売高約6兆円と
とてつもないマンモス組織になりました
明治維新後「地租改正」が行われ、年貢(物納)から貨幣で納める税制に
しかし、徳川時代と変わらぬほどの重税でした
そのため自作農民が小作人に転落したり、都市に出て労働者になる者が続出したり
また不在地主や高利貸が増え、農村の社会不安が増大していくなか
こうした中で、このままでは国そのものが危うくなると考え
時の政府は農民の没落を防ぐため
ドイツの信用組合などを参考に協同組合をつくることを推進したのです
こうして生まれたのが農協の前身であり
戦後の民主化で土地所有制度が改められ、「農地改革」により農民は自作農となり
この農地改革の成果を守る農民の経済組織としての役割を農協は担ったのです
しかしいつも間にか、この組織は巨額の利益を農家から得るようになっていきます
本来の目的から言えば、これらの利益は当然農家・組合員に還元されるはずだった
そうはならなかった。。。金の集るところに利権はできます
今、日本の歪んだ政経社会が形づくられたと同様に、農協も初志を失っています
そんな、農協離れは若い農業者に端を発し日本中に広がりつつあります
第6次産業への意識改革は、実はもうかなり前よりあったのです
つづきは次回に。。。
★ 第6次産業、その壱はこちらに ★
★ 第6次産業、その弐はこちらに ★
★ 第6次産業、その参はこちらに ★
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Posted by 水窪
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