★中高一貫教育の課題が・・・★
佐久間高校での 『中高一貫教育推進会議』 に出席しました
県立佐久間高校に今年4月から、佐久間中学校が入りました。
「連携型中高一貫教育」として、県立高校の校舎に市立中学が同居するという
中高一貫教育、全国でも珍しい試みです。
佐久間高校の生徒数は、ピーク時には1000人近くいたのが
少子化の影響で現在は171人に・・・
そこで、高校を存続させるために、佐久間中学が同居することになりました。
合同合唱発表会を実施したり、部活動でも中高生が一緒に練習していて
高校生レベルの練習で、中学生はいい刺激を受けているそうです。
しかし、今大きな問題を抱えています
佐久間高校の旧体育館の取り壊しによる、中高間のスペース確保の課題です
耐用年数を経てのことですのでやむをえないのですが
その場合、新たな体育館建設の予定はない為
一つを中高が分け合って使用することとなります
現場では、かなり無理な状況が生じるのでは?と不安視されています
施設面の問題はこれまでも指摘されており、音楽室の授業の重複、放送設備の問題
グランドが不足、不備の為高校生が距離にある旧佐久間中まで通ったり
保健室や会議室も共用で使うなど、デメリットもあります。
まだ連携の取り組みは始まったばかりなので、
これからも問題が出てくるかもしれませんね。
中学生・高校生たちが教育上の不利益を被ることがないように、
大人たちが、いい知恵を出さないといけません。
また、市・県教委など関係機関の早急の応対と対策を要望してきました
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