★中高一貫教育の課題が・・・★

水窪

2007年12月06日 09:01

   佐久間高校での 『中高一貫教育推進会議』 に出席しました

   県立佐久間高校に今年4月から、佐久間中学校が入りました。

   「連携型中高一貫教育」として、県立高校の校舎に市立中学が同居するという



   中高一貫教育、全国でも珍しい試みです。

   佐久間高校の生徒数は、ピーク時には1000人近くいたのが

   少子化の影響で現在は171人に・・・


   そこで、高校を存続させるために、佐久間中学が同居することになりました。

   合同合唱発表会を実施したり、部活動でも中高生が一緒に練習していて

   高校生レベルの練習で、中学生はいい刺激を受けているそうです。


   しかし、今大きな問題を抱えています



   佐久間高校の旧体育館の取り壊しによる、中高間のスペース確保の課題です

   耐用年数を経てのことですのでやむをえないのですが

   その場合、新たな体育館建設の予定はない為

   一つを中高が分け合って使用することとなります

   現場では、かなり無理な状況が生じるのでは?と不安視されています

   施設面の問題はこれまでも指摘されており、音楽室の授業の重複、放送設備の問題

   グランドが不足、不備の為高校生が距離にある旧佐久間中まで通ったり

   保健室や会議室も共用で使うなど、デメリットもあります


   まだ連携の取り組みは始まったばかりなので、

   これからも問題が出てくるかもしれませんね。

   中学生・高校生たちが教育上の不利益を被ることがないように、

   大人たちが、いい知恵を出さないといけません。

   また、市・県教委など関係機関の早急の応対と対策を要望してきました

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