★廃校、龍山中学に考える★
この3月末で、龍山中学校が開校以来57年の歴史に幕を閉じました。
約3900名の卒業生がいた龍山中学校です。
多い時期には500名以上の生徒が在籍したこの中学も
19年度には16名と少なくなり統合の道を選ぶこととなったわけです
この春から天竜の光が丘中学校に統合され、そちらの学校へ通っています
現在、龍山製茶工場で茶士をお願いしている森林組合のH君には
小学校に通う小さな子供がいます
わずか数名の小学生・・・ここもいずれ統合への道を選択せざるをえません
北遠地域のほかの地域(ここ水窪・佐久間)も例外ではありません
その現実は、近い将来目前に迫っています
今年はじめ、康友市長ともこの件につき話しをました
市側・教育委員会側から統合の話をすすめることはありません
(統廃合ではなく、学校規模適正化という表現が正しいらしいのですが)
あくまで地元の子供たち・保護者・住民の意思が優先されます
それだけに、今後の自分達の地域の将来は
保護者・地域、自らが選択しなければならないのです
どの選択をとっても、とても厳しいものですが、
子供達のため、後悔のない思いやりのある方向付けをしていきたいものです
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