先日、水窪総合体育館裏に設置されたヘリポートに
「バタバタバタ」という轟音を響かせながら、ドクターヘリヘが舞い降り
数分後、再び離陸し浜松の南部方面の空へ飛び去りました
・・・最近は、こんな光景を目にすることが多くなりました
静岡県西部では平成13年からドクターヘリが正式運航を開始し
聖隷三方原を基地病院として西部地区のおよそ200万人をカバーしているそうです
山間地医療の「守り人」 、ドクターヘリは運航開始から10年余を経過して
都市と山間地を結ぶ救急医療の担い手として、その存在価値を増しています
北遠地域は急激に過疎化、高齢化が進んでいます
そんな地域で、お年寄りが脳梗塞や心筋梗塞などで倒れた場合
これまでは、まず助からなかった命、、、
聖隷三方原、佐久間・水窪間は車なら2時間近くかかりますが、ヘリならわずか15分
ドクターヘリにより多くの命が救われています
ドクターヘリのおかげで水窪から三方原の聖隷病院まで15分程度で患者さんを輸送できるようになりました
今聖隷グループで仕事をしているので
聖隷の創始者の保先生の理念を繰り返し勉強しています
僻地では助かる命も助からない
ならば空の救急車を走らせたい
私の勤務先から ドクターヘリが病院に降りるのがよく見えます
『水窪の方かな?』案じながら
患者さんの症状がよくなるよう 祈っています
消防救急とドクターヘリ、そして受入病院の連携には大変なご苦労があると思いますが、このようなへき地にあってはありがたいことです。
先日も、救急車の到着前にヘリがすでに待機をしていました。
ドクターヘリの機動能力の高さには感心させられます。
高齢化が年々進むこの地域にあって、高度先進医療を受けられるところはありません。
患者さんにとっては、地域病院での初期医療の後、時間との戦いになるんだろうと思います。
都市部との距離は縮まりませんが、時間の短縮は出来る、、、
>僻地では助かる命も助からない
でも、助かる命なら助けてほしい・・・そう願います。
写真 お借りしました。
http://tarino.hamazo.tv/e4437059.html
緊急搬送に関する行政区の垣根の問題
もちろん、受入側の設備や緊急受入態勢などの課題もあるようですが
ただ、患者の意向が無視されるがあってはなりません
本来あってはならない、と言うより機能的でなければならない、、、
以前、ある幼児が静岡の病院に搬送された例もあると聞きましたが
やはりいろいろな制約を受けるのでしょうか
一部山間地における市町村j間での患者輸送バスなどでも、その利用につき
旧体制の関係で未だに乗り入れがされない事情もありますね
高度先進医療の進歩とともに、その技術革新は飛躍的し
時間のタイムログが無ければ、多くの命がすくわれる時代です
その意味でもドクターターヘリなどの存在は確かに大きいと思います
今後はそれにともなうネットワークや交通アクセス整備も解決しないとです
医療とかけ離れたところでの事情の弊害は早急に解決すべきであり
住民サイドに立った役所や医療機関での連携をのぞみます
>住民サイドに立った役所や医療機関での連携をのぞみます
それにはまず住民が声をあげなければ、変わらないだろうし
行政側も気づかないのではないでしょうか。
まず行政区を超えた住民が連携し、声をあげなければ
と思います。
水窪や佐久間の城西はわかりませんが
それ以外の佐久間とくに浦川あたりは長篠から聖隷三方原病院行ければ
公共交通機関で不通に通院できるようになるはずです。
でもそれが佐久間病院や東栄病院の経営を妨げる結果になるようでは本末転倒になりますが。
もう少し調べてみました。
http://tarino.hamazo.tv/e4443916.html
新城の方のFBへの投稿です。こんな流れもあるようです。
先日、新城市と北設3町村の公共交通担当の方々との勉強会が開催され、そこで「聖隷病院直通バス(仮称:コウノトリ号)」の実現を目指そうと盛りあがったようです。私は所用があり途中退席してしまったため詳細は分かりませんが、まずはこの問題に関する共通認識が図れたのではないかと思います。次は手段の検討です。
何度もすいません。
東栄町で病人がでて、東栄病院で対応できないと三遠南信道・東名をつかって豊川市民病院に搬送されています。
引佐の日赤病院や聖隷三方原病院の近くを素通りして。
それでも三遠南信道によってかなり時間短縮されたとのことです。
???ではありますが、現実です。
長野県のドクターヘリは長野市と佐久市が拠点だそうです。
愛知県は名古屋だけだったんだと思います。
稲武や旭、小原など豊田市の奥あたりがいちばん厳しいのかと思います。
なるほど・・・
水窪でも最近は車に乗らない高齢者が増えたため、浜松市内や磐田の病院まで行く時は公共バスを利用しますがなにしろ遠い、、、
また、バスの本数が少ないため、時間帯によっては飯田線経由で浜松の病院に行く人もいます。
言われるように、一概に北遠とひとくくりにしますが、佐久間も浦川は三河圏に近く、龍山・春野などとは利用する医療機関が全く異なります。
また、佐久間や龍山には民間医療機関はありませんが、水窪には歯医者もいれ3軒の医院がある、、、それぞれの地域事情が異なります。
医療機関での連携や調整も一般にはわかりにくいのかもしれません
私達の理解できないところで、行政の区割りや病院間でのいろんな制約・事情もあるのでしょうが、市や県など行政枠を超えた広域連携の立場で考えるべき問題ですね。
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