★北遠・冬の味覚、寒子(かんこ)★
雨もふりましたので、久しぶりにほだ場をまわると椎茸がでていました
この時期、冬に採れる生椎茸はご馳走です
シイタケは、発生する時期により
春子(はるこ)、藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)などと呼ばれます。
寒子(かんこ)は、1月頃に採れるもので
寒い時期にゆっくり時間をかけて育つので、
歯ごたえの良さ、風味ともに最高の椎茸で美味しさが濃縮されています。
北遠地区では、昔ながらの林内での露地栽培、
もちろん原木(げんぼく)を使った栽培を続けていますが
近頃は、サルやシカ、リスなどによる動物被害が大きく
栽培農家も随分少なくなってきました
菌打ちから採取まで3年あまりかかるため、
一度やめてしまうと、再び生産するのは難しいのです
昔は、この時期から春にかけて椎茸乾燥機がフル活動したのですが
今は、使う機会も随分減ってきました
中国産などに比べればもちろん安心・安全だし味もいいのですが
近頃は、外国産に押されっぱなしですね
ガンバレ!ガンバレ!山の農家
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