★北遠・冬の味覚、寒子(かんこ)★

水窪

2008年01月10日 07:24

   雨もふりましたので、久しぶりにほだ場をまわると椎茸がでていました

   この時期、冬に採れる生椎茸はご馳走です



   シイタケは、発生する時期により

   春子(はるこ)、藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)などと呼ばれます。

   寒子(かんこ)は、1月頃に採れるもので

   寒い時期にゆっくり時間をかけて育つので、

   歯ごたえの良さ、風味ともに最高の椎茸で美味しさが濃縮されています。




   北遠地区では、昔ながらの林内での露地栽培、

   もちろん原木(げんぼく)を使った栽培を続けていますが

   近頃は、サルやシカ、リスなどによる動物被害が大きく

   栽培農家も随分少なくなってきました

   菌打ちから採取まで3年あまりかかるため、

   一度やめてしまうと、再び生産するのは難しいのです

   昔は、この時期から春にかけて椎茸乾燥機がフル活動したのですが

   今は、使う機会も随分減ってきました

   中国産などに比べればもちろん安心・安全だし味もいいのですが

   近頃は、外国産に押されっぱなしですね

   ガンバレ!ガンバレ!山の農家

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