★アクロス消滅の波紋、環境★

水窪

2007年09月28日 11:00



  限界集落化は山の問題だけではなく、

  深刻な問題は都市につながっていく


  人が住まなくなることで放棄林地が増え、

  手入れされない山や田は保水力がなくなり、

  下流都市に渇水や水害・災害をもたらす・・・

  そして 自然環境が荒廃 する




  『山の民は、生まれながらにして、下流の人々の暮らしに思いを馳せながら、

  山の管理をしたり、土手の草刈りをしたり、不必要に水を汚さない工夫を凝らしたり、

  水辺の広葉樹の持つ意味を、遺伝子の記憶の中に刻み込んで生きてきた』



    (荒廃する地元の山林)               (放置された茶園)
      
  京都議定書で、二酸化炭素など温室効果ガスの6%削減を義務づけられた。

  うち3.9%を森林で吸収する計算だが、整備が十分な場合の数字だ。

  全国の人工林の約8割は未だに未整備のままである



   水窪に住んで林業一筋70年余、老人は・・・

          『年金で細々暮らす老人にその負担金が出せるか。

                山はお前らが守れ!と言われてもそんなこと、できるわけない』


       地方を切り捨てたら、だれが地球環境を守れるのか

                    都会の人にも考えてほしい

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