みさくぼオートキャンプ場の指定管理審査会に行ってきました
現在、ここマロニエの里をはじめ
北遠にある観光施設の多くは、浜松市からの委託により民間運営されています
8年前の広域合併前には、各市町村が行政運営されていたものも多く含まれますが
そんな、指定管理制度も来年大きな転換期を迎えます
市による管理主体の変更を来年までに完了すべし・・・
何か難しい言葉ですが、簡単に言うと浜松市の財政合理化の一案でして
施設の今後の運営を全て民間や地域に委ねるものでして
例えば、市が管理料の一部を負担していたの全て取止め、民間に任せるというものです
当然、運営費の補填はもちろん修繕や改修費、維持管理費も市は払えません、、、ということです
もちろん全ての施設ではありません (ここでも、この施設間の線引きが疑念を生みますが・・・)
見方によれば、旧市町村から受け継がれた浜松市の行政責任の回避とも受け取れ
この制度変更により、運営状況の苦しい施設は閉鎖されることも予想されます
北遠地域の大半施設は、行政が建てた観光施設ですのでもともと採算性は低く
これまでは、行政の援助の元に成り立ってきました
現にすでにこの制度変更により、閉鎖に追い込まれた施設は幾つもあります
そしてその多くがこの北遠地域に集中しており
「合理化の名の下の山間地の切捨て・・・」と言われる要因でもあります
無駄、、、と言う評価基準に曖昧さがあり、地域を説得できないでいる事情もあります
先日の北遠グリーンツーリズム協議会の理事会でも話題となり
各施設の対応が協議されました
過疎化により運営主体も高齢化し、以前のような利益が充分確保できない状況で
これ以上の負担増を危惧して、廃業を考えている施設管理者も少なくありません
北遠の観光も大きな転換期を迎えています