★北遠の公共施設★
先日、天竜区熊にある保養施設『若杉荘』の廃止記事が掲載されていました
現在は浜松市の指定管理施設として、民間委託され運営されていますが
経営上の理由で、今後の存続が難しくなったようです
浜松合併後、北遠の旧市町村にあった公共施設のいくつかは指定管理施設とされ
それぞれ、民間業者に委託されて運営を続けてきたのですが
浜松市の段階的な経費の削減による、旧公共施設の身分切り替え(市から地元へ)政策により
民間に譲渡もしくは廃止という選択がされてきました
しかし、、、もともとは役所が制度設計し、毎年行政予算をつぎ込んで運営されてきたのが公共施設
営業上の損益、ランニングコストや投資コストを想定して出来た建物ではないため
これを、民間の自助努力で全て採算ベースにあわせること自体に無理もあるのです
ましてや、北遠地域の経済は疲弊の一途であり、地元住民に肩代わりできる体力もありません
水窪でも、カモシカ体験館は廃止、他の施設も民間へ移管され
残るのは2施設のみ、それも今年度中に結論が出るでしょう
市の対応として理解も出来るし、やむを得ない措置であることは重々承知をしながら
決して、北遠地域に住む者のエゴとして語るのではないことを前提に、、、
どうしても、地域力の弱いところにそのしわ寄せは先にきてしまう、、、そんな気がします
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