★花の市★
今週末、地元で恒例の商店街売出しが開催されます
水窪の町は大きく3つの商店に区別がされており
小畑地区の観音市、大里地区のヘソの市、本町地区の花の市という具合に
この時期、個々の地域ごとに春のセールが催されるのです
その歴史は古く、地域経済が盛況の折には、町外からも多くの来客がありました
当時は、朝早くから目的の品を買い求めるお客さんで賑わったものでした
水窪は他の地域に比べ商店街が集約され、都市部から離れていることもあり
独自の経済圏が確立していて、消費者も、”お買い物は地元で”の意識が強く
商店もそれなりの経営が可能でした
ただ、時代の波と共に、そんな商店街の姿も今ではすっかり変貌を遂げるにいたっています
人口流出による過疎高齢化で、町での消費は著しく低下、後継者の無い店の多くは廃業に
交通インフラの整備は、皮肉にも消費者を浜松や浜北など都市部へと向かわせることになりました
合併後はさらに町の経済も衰退し、商店の数も急激に減少
本町地区の売り出し参加商店も、以前の半数以下になってしまい
イベント自体の継続も難しい時になってきました
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