★ぎおん★

水窪

2011年06月14日 07:56

水窪には6月14日・15日の2日間しか花火ができないという決まりがあり

町中の家々で花火をします

この2日間は神様に厄除けを祈願する「ぎおん(祇園)」の日と呼び

この日だけは花火をやっていいという伝統があるんです

他地域では見ることのない変わった伝統行事でして

以前、テレビの「ナニコレ珍百景」でも紹介されました



言い伝えによると、水窪町はかつて昭和の頃、麦の栽培が盛んで

麦を乾燥させるため、農家の庭先にハゼが立てられました

そして、花火による火事の防止・防火のため、花火が出来る日を2日間だけに限定し

その期間は消防団が警備を強化してきたそうです


ちなみに、これ以外の日に花火をしても特に問題はありませんが

水窪住民は、この2日間以外に花火をする人はまずいません

関連記事