★マロニエの里の改修工事★

水窪

2011年01月08日 08:11

年初めから、キャンプ場・マロニエの里の川沿いにある

防護柵の改修工事が始まりました

設立から17年が経ち、木製の柵の所々が老朽化、腐食しはじめました

川沿い約100mにわたる工事となります



昨年の三ケ日の事故以降、指定管理施設の安全管理体制が見直されています

もちろん、それ以前においても各施設は充分な管理・点検は行ってきたのですが

社会的に、更にその重要性が問われるようになってきました

事故があってからでは、何を言っても後の祭り・・・

事前の対策は、可能な限り講じなければなりません



ただ、ここでひとつ問題となるのは、経営効率・費用対効果というものです

いまや市の施設といえども、民間委託という指定管理者制度のもとでは

大幅に予算や経費は削減されています(そのための制度なのですから無理もないのですが、、、)

当然、以前のお役所が運営していた時代のように、お金は使えなくなります

あらゆる無駄を省くことは、民間の経営者にとって当たり前なことなのですが

しかし、行き過ぎたコストカットは、しばしば安全管理の経費にまで及び

お客様の安全を担保できない事態になってしまうことがあります

浜松市の旧市町村時代からある小規模な施設では、経営も厳しい現状が続いており

現行制度では、指定管理者の多くが、そんなジレンマをかかえているのだと思います

本当に大切なことは何であるのか?

今一度、考え直さなくてはいきませんね

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