★防災訓練によせて★
日曜日、全町をあげての防災訓練が行なわれました
地元消防・自主防災会・自治組織の各家庭そして子供たちが参加
9時に地震発生のサイレンともに、地域避難場所に集合し訓練が始まり
消火栓の使い方、消防団による消化訓練、非常食の炊き出し
盛りだくさんのメニューが組まれました
今では町の半数(65歳以上が46%)が高齢者であり
急速な過疎化の進行による限界集落化の弊害があちこちでみられます
ひとり住まいや体の不自由な高齢者は年々と増加しており
自宅での介護世帯も少なくありません
仮にこの地域が災害の際、壊滅的な被害が広がることが想定されます
高齢者をはじめ、怪我人・病人の対応はパニック状態
もちろん近隣住民を含む地域が、主体となり役目を担うべきなのであるが
年々、若者は減り、消防団の存続さえもままならぬ現状で
誰が責任を持って、地域をまもるのか?
問題は、地域における災害対策のシュミレーションが十分なされているのか?
有事の緊急対応が具体的に検討されているのか・・・ですね
大都市と比べ、過疎地域の災害対策は全くおろそかであり
その具体的なシステムや事前情報の確認体制は、いまだ不十分極まりないといえます
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