★お盆の行事★
お念仏・・・
田舎のお盆は、昔ながらの風習が延々と受け継がれています
水窪では新盆、つまりその家で亡くなって初めてのお盆には
その家の組合内の各家から1人ずつが出て、お念仏をあげる慣わしがあります
これは14~16日の行事で、我が家でもこの日隣家が集まってお念仏をあげてもらいました
お念仏は葬儀の時もあげるのですが、鐘を叩きながら独特の節回しを付けて唱えます
迎え火と送り火・・・
先祖の霊をお迎えするのが迎え火、送るのが送り火です
迎え火は先祖の霊が帰ってくるときの目印になり
送り火は私たちがしっかりと見送っているという証になります
ここでは14日(13日の所も)の夕方、家の門口や玄関で、素焼きの焙烙(ほうろく)に
あかしの木を折って積み重ね、火をつけて燃やし迎え火として先祖の霊を迎えます
そして、16日の夕方には再び同じ場所で、送り火を焚きとして先祖の霊を送り出します
関連記事