★龍山製茶工場の閉鎖★
開設より32年間続いた龍山製茶工場が今年で閉鎖することとなり
この日、組合員の代表が集まり正式な決定がされました
長引く茶価の低迷と急速に進む高齢化にともない
ここ数年の生産量、生産額とも衰退の一途をたどっていました
長い歴史に終止符をうつ、苦渋の決断でもあります
弊社は、5年前にJA遠州中央さんから相談をうけ
こちらの製茶工場の委託管理を受け操業を続けてきましたが
今では100軒余が加入していた組合員数や売上も全盛時の1/3にまで減少
今後新たに増加が見込める材料も見当たりません
私の力及ばず(申し訳ない想いでいっぱいなのですが・・・)
関係者を含め、これ以上の経営維持は困難と判断し結論に至りました
心配されるのは残された組合員たちの茶葉の処遇や
これを機会に廃業される農家の荒廃茶園の対策です
私ども佐久間製茶工場への搬入や委託加工の受入れなど
出来るだけの手当て、努力はさせてもらうつもりでいます
荒廃農地の問題は、この龍山に限ったことではありません
いまや、国策としての取組みが必要な時・・・ですね
実はその遊休農地を活用させるべく
新たなプロジェクトをいま農林事務所さんなど関係機関と思案中です
具体的なアクションが起こせるようになりましたら
またお知らせします・・・とともに
このプロジェクトは多くの人達の力が必要になってくるかもしれません
その節は、皆さんにも呼びかけさせていただきますので、、、
よろしくお願いします!
山間地における農業に対し、今一度真摯な態度でのぞまなければなりませんね
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