★もう、栃(とち)の実が★
水窪の朝晩は、すっかり涼しくなりました
明け方は、少し肌寒さまで感じるようになりました
日中、木陰を吹く風は、もうすっかり秋ですね
キャンプ場のマロニエの木の下で、こんなものを見つけました
もう、栃(とち)の実が落ちていました
秋の訪れを教えてくれる、北遠の味覚のひとつです
マロニエとは、西洋栃(とち)の木のことを言い
栃は、水窪町の木としても、その歴史があります
現在では、渋抜きしたものをもち米と共についた栃餅(とちもち)として
水窪名物の土産物にもなっていますが
その昔、米がほとんど取れない山村では、ヒエやドングリと共に主食として
また、常食しない地域でも、飢饉の際の食料として重宝されていたそうです
そのため、森林伐採の時にもトチノキは切り残す慣習を持つ地域もありました
短い夏が終わり
北遠の秋は、駆け足でそこまでやってきていますよ
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