★山奥のお茶工場★

水窪

2009年04月21日 06:35

  間もなく北遠でも新茶の時期を迎えます

  昔から、北遠では農家がそれぞれ個人のお茶工場(こうば)を持っていました


  今のように、巨大な共同製茶工場はありません

  それはそれは、小さな小屋のようなもので

  家族で摘み取りから、製茶作業までをこなしていたのです

  時代は、手もみから機械に変わり、農家も小さいながら設備を整えました

  夜中に起きて、まずお湯を沸かして・・・夫婦二人でのお茶作りでした


  とても今では採算も合わず、次第に個人工場(こうば)は姿を消していくのですが

  今でも、昔ながらに続けている農家もあります



  水窪の街中から約40分、標高700mを越える大沢地区

  この春、一本桜で有名になった大野地区から更に奥に入ります

  わずかに数軒が生活をするこの地区で、お茶作りをしている人がいます

  確か、もう年は80歳になりますよね

  現役で工場を持ち製茶までしています、、、

  半世紀にわたり、大沢地区でご夫婦でお茶作りに励んでいます


  写真のお茶工場(こうば)も歴史を感じさせますね



  隣には、集落の公民館?もあります

  もうしばらくすると、こんな光景を見ることもできなくなるのでしょうね

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